基本文法

コメント

Luaでのコメント(注釈)に、1行コメント、複数行コメントの方法が用意されている。

1行コメント

1行コメントを行うには、ハイフン(-)を2つ続けて記述することにより、それ以降から行末までがコメントになる。

-- 1行コメント 行末までがコメントになる

1行コメントには、もう一つ方法があり、行頭にシャープ(#)を記述することにより、それ以降から行末までがコメントになる。
行頭以外でシャープ(#)を記述しても、コメントにならないので注意が必要である。

# 1行コメント 行末までがコメントになる 

複数行コメント

複数行コメントを行うには、ハイフン(-)を2つ続けて記述した後、さらに角括弧([, ])で囲まれた 部分がコメントになる。

-- [[
複数行コメント 角括弧で囲まれた部分がコメントになる
]]

予約語

Luaの予約語には以下のものがあり、これらは変数名などの識別子として使用することができない。
ただし、Luaでは、大文字と小文字の区別を行うので、「And」や「AND」といった識別子をつけることは可能である。
しかし、これらは可読性を悪くし、混乱の元となるので使用しないほうが良いだろう。

and       break     do        else      elseif
end       false     for       function  if
in        local     nil       not       or
repeat    return    then      true      until     while
inserted by FC2 system