Luaで標準出力を行うための関数は2つある。
基本関数のprint関数と入出力関数であるio.write関数である。
print (e1, e2, ...)
print関数は受け取った可変個の引数を、文字列に変換し標準出力に表示する。
引数ごとに /t(タブ) で区切られる。また最後に改行が加えられる。
C言語のprintf関数のような書式化はサポートいない。そのため、書式化出力には string.format を使う。
io.write (value1, ...)
io.write関数は受け取った可変個の引数を標準出力に表示する。
引数ごとに区切られることなく出力される。また、改行もされない。この点はprint関数との相違点である。
io.write関数も書式化はサポートされておらず、string.format を使うことになる。
Luaで標準入力を取得したいときは 入出力関数である io.read関数を使用する。
io.read (format1, ...)
キーボードからの入力を取得したい場合、引数なしでio.read関数を呼ぶ。
io.read関数は入力された文字を文字列型で返す。
str = io.read() print("入力された文字は" .. str) print("型は" .. type(str) .. "である")